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ベトナムに着いて一番ビックリしたのは、なんと言ってもバイクの数の多さ。ホテルの前のドンコイ通りを渡ろうとバイクの途切れるのを待っていたのですが、いつまで経っても全然途切れないんです。それも道幅いっぱいに皆クラクションを鳴らしながらつっ走ってくるんです。突進してくるお兄さん、お姉さん、おじさん、おばさん、がうちまたがっているのが、ホンダのスーパーカブ。と、言ってもわからない人のために説明すると、バイク便のお兄さんが乗ってるようなちゃんとしたバイクではなく、かといってゲンチャリでもなく、ソバ屋の出前や信用金庫のオジさんが乗ってるジミ～なやつです。いつまで待っていても全然途切れないので、もしかしたらこいつらグルグル回ってるんじゃないの？と思ってしまうぐらい、これはもうロードレースです。これが何かのはずみで信号で止まった時（信号はあるのですが、あまり機能してない、というか無視されている）が、スゴイんです。道幅いっぱいに溢れたバイクが発散する「いくぞ、イクゾ～」という熱気。どこかで見たことがあるなぁ、こんな光景？そうだ！「青梅マラソン」のスタートだ！
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