ペンギン新聞 第18回
続けったいな人々


 

今回のツアーに参加した人はほんとにタレントぞろい。ペンギンを家で飼っているペンギンパパに驚いていたら、それに負けないぐらいビッグなオジサン出現!年の頃60位、ちょっとなよっとしていて下手な小唄かなんか唄ってまわりをシラケさせそうな感じのこのオジサンもタダモノではない。このオジサンが自宅に隠し持っているのは、なんと電車!世田谷の自宅の屋上には<旧国鉄(JR)の車掌車>、庭には新宿〜銀座〜築地間を走っていた<都電>、等を持ちTV出演経験も持つ立派なタレント?職業を尋ねたら、元教員で技術を教えていたとの事。ペンギンパパといい、この「電車のオジサン」といい、硬い職業の人ってちょっとアブナイ。日本に帰国後、このオジサンからは記念写真と一緒に自宅の電車コレクションの写真が送られてきました。電車の前には、タレントの塩沢トキさんと一緒に笑っている「電車のオジサン」が写っていました。
続いて登場するのは、「踊るオバサン」。年齢は極めて不詳ながら、たぶん60代、ファッションはド派手、それも兎に角ただ目立てばいいと言う感じ。ルックスは京唄子みたいなメリハリ?の効いたメイクで、いつでも何処にいるかわかる位賑やかと言うか、うるさい。勿論<仕切り屋>で、おとなしいツアー客は皆彼女の号令で動いてるみたい。通称は名前をそのままとって「レイコ・ママ」。彼女の趣味は水泳、といってもシンクロ!あの水中で踊る<小谷ミカコ>のあのシンクロ。この趣味のせいかどうかわからないけど、彼女が人前に姿を現す時にはいつも踊りながら登場。このケッタイなオバハン、南極の氷山を見て皆感激している脇で、氷山なんてグリーンランドで見飽きたと豪語するだけあって、その旅行歴も桁外れ。話しを聞いていると1年の半分以上旅行してるみたい。南極滞在の最後に立ち寄った海中温泉に、何故か空気でふくらますドでかいビニールのトンカチを持参。理由を尋ねたら、以前グリーンランドで同じような温泉に行って記念写真を撮ったら目立たなかったので、今回このトンカチを持参したとのこと。同じ南極に行くのでも人によって持ってくる物ってずいぶん違うものだなぁ、とこの時は妙に感心してしまいました。ちなみに、レイコ・ママの職業を尋ねたところコーヒー・サロンをやっているとのこと。<コーヒー・サロン>ってなんだっけ、喫茶店?と思っていたのですが、帰国後彼女のところを訪ねた人の話しによればどうやら<占い師>みたいなことやってるらしい。ほんと、このツアーの人達ってタレントぞろい!!

 
       
     
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